更新日:2018/05/19

中古住宅購入を検討している方必見!「安心R住宅」とは?

「リフォームしてある中古住宅を購入したい!でも、中古住宅って耐震とか構造とか大丈夫なのかな……。」そういった考えの方も多いのではないでしょうか。国土交通省は既存住宅(=中古住宅)の流通促進を目的として、平成30年4月より「安心R住宅」という制度を開始しました。今回はこの「安心R住宅」について解説致します。

安心R住宅ってどんな制度?

耐震性があり、インスペクション(建物状況調査等)が行われた住宅であって、リフォーム等について情報提供が行われる既存住宅をいいます。具体的には、以下の要件を満たすものです。
[1]耐震性等の基礎的な品質を備えている
[2]リフォームを実施済み又はリフォーム提案が付いている
[3]点検記録等の保管状況について情報提供が行われる
これにより、「不安」「汚い」「わからない」といった従来のいわゆる「中古住宅」のマイナスイメージを払拭し、「住みたい」「買いたい」既存住宅を選択できるようにするものです。

つまり、「安心R住宅」に指定される中古住宅は耐震性やインスペクションが必ず行われています。安心R住宅の表示がある中古住宅に対しての安心感が高まりますね。

安心R住宅のメリット・デメリットは?

「安心R住宅」のメリットやデメリットについて、購入者側の視点から解説致します。

☆メリット

・安心R住宅が表示されている物件は、耐震性が優れて建物調査も実施してある優良な中古住宅であるので物件選びの役に立つ
・リフォームを既に実施しているか、リフォーム提案が必須となっているのでリフォームも含めた価格の目安がわかる

☆デメリット

・点検記録等の保管状況が不明な場合、「無い」「不明である」と情報提供されれば安心R住宅の認定がされてしまう
・情報収集や調査のためにかかった費用が物件価格に上乗せされ、高値で売りに出てくる可能性がある

安心R住宅は、「建物状況や記録保管状況の情報提供をきちんとしている住宅」であるということです。安心R住宅であればインスペクションを行っておりますので「購入してすぐに雨漏りが発生した!」といった見えないリスクは回避できます。しかし、点検記録等の保管状況が不明である等といった場合は、その情報を踏まえて購入するか否かを考える必要があります。

【まとめ】

安心R住宅は始まったばかりですので、これから洗練されていくと思います。既に大手ハウスメーカーや大手不動産会社では独自に優良な中古住宅を供給する仕組みを作っているところもありますので、物件情報をよく確認してから購入検討してみてくださいね。


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