更新日:2018/10/07

狭いからこそ合理的に! 機能的な洗面所のプランニングとは?

広さが欲しいリビングやお風呂に比べると、スペースを削りがちなのが洗面所ではないでしょうか。しかし、洗面所に置きたいものは意外と多く、「あと少し広ければ……」と後悔する人もいるようです。狭くても機能的な洗面所のプランニングについてご紹介します。

洗面所に置くものは?

最近ではランドリー専用のスペースを造る住宅もありますが、現状はなかなかそこまでのスペースが取れることは多くありません。
洗面所は脱衣所を兼ね、洗濯機を置く、というのが基本のプランニングになるでしょう。

そして、ここへぜひ加えたいのが「リネン庫」です。基本的にはタオルを収納する場所ですが、パジャマや下着も収納できると入浴後の着替えがスムーズになります。子供も自分でパジャマを出して着替えるよう、習慣にすることができます。

後から収納を買うこともできますが、その場合は棚や引き出しを床置きすることになります。次のような理由から、リネン庫は床から浮いている方が便利です。

まず、言う間でもありませんが掃除が簡単ということ。掃除の度に収納を動かすというのはとても面倒ですよね。

次にリネン庫の下に体重計など、薄型でよく使うものを納めることができます。リネン庫下のスペースを大きく取れるのなら、キャスター付きの洗濯カゴやゴミ箱を納めることも可能に。
高さを有効に使えば、省スペースでも意外と多くの物を収納することができます。

洗面台の用途をよく考えて選ぶ

最近はおしゃれな洗面台が増え、ついデザインに目が行ってしまいますが、洗面台選びで重要なのは用途です。
洗面台でシャンプーをする人は、ハンドシャワーがついた洗髪タイプの洗面台を選び、肘が壁に当たらないように、ゆとりのあるプランニングが必要になります。

子供が小さく、汚れた洗濯物が多く出る場合は、つけ置き洗いができるように大きめの洗面ボウルがおすすめです。汚れが落ちやすい陶器製の洗面ボウルが良いでしょう。

化粧品が大好きでメイクに時間をかけたい人は、洗面ボウルの横に化粧品を置けるカウンターがあると便利に使えます。腰かけるスツールを使う場合は、スツールを置く場所も必要になりますね。

このように家族の生活をイメージしながら、洗面台のサイズや高さ、水栓などを決めていくと失敗が少ないでしょう。

ミラーは収納三面鏡がおすすめ

ミラーは収納量と見た目のすっきり感から、収納三面鏡がおすすめです。多少中が雑然としても、扉を閉めれば気になりません。生活感の出やすい歯ブラシ、ドライヤー、箱ティッシュなどもキレイに納めることができます。

洗面台は家族の身支度用品が集結する場所なので、隠す収納を基本にした方がうまくまとまります。オープン棚も素敵ですが、その状態を家族全員が使いながら維持するのは難しいと考えた方が無難でしょう。

中間エリアは意外と汚れる

洗面台と収納三面鏡の中間エリアは、水はねで汚れやすい場所。汚れが目立ちにくく、掃除がしやすいことが大切です。カウンター部分に立ち上がりがある洗面台は、ボウルと同じ材質で出来ているので清掃性が良いでしょう。

もっと清掃性を重視するのなら、キッチンの壁材で使われるタイルやキッチンパネルを貼ってしまうという方法も。側面壁もタイルやキッチンパネルならお掃除がグンと楽になります。

反対にお掃除が大変になってしまうのが、中間エリアがミラーになっている洗面台。ミラーは水はねや水垢が目立つので、頻繁な掃除が必要になってしまいます。

ハンディクリーナーを置ける場所があると便利

人の出入りが激しく、ドライヤーを使う洗面所は髪の毛やほこりですぐに汚れてしまいます。ハンディクリーナーやスティック式の掃除機を置く場所があれば、ドライヤー後の掃除も習慣に。常に掃除機の充電ができるように、コンセントと掃除機置き場を一緒にプランニングすると良いでしょう。

まとめ

狭い場所を機能的に使うには、事前に家族の生活をよくイメージすることやデッドスペースを有効に使うプランニングが重要になります。

特に朝は洗面所が混み合いますよね。混み合う時間に家族の様子を観察すると、良い改善案が浮かぶかもしれません。
家族全員が気持ちよく使える洗面所を目指したいですね。


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