土地の向きとは?各方角のメリット&デメリットを解説します!

みなさん、こんにちは。このサイトを訪れている方の中には、注文住宅を検討されている方もいらっしゃると思います。当然ですが、土地は一度購入してしまったら立地や向き等を変えることはできません。後悔しない土地選びをするためには様々なポイントを押さえる必要があります。今回はその中で、土地の向き(=方角)について解説していきます。
そもそも土地の方角ってどこを指しているの?
初めて土地を探す方や不動産に馴染みのない方は、土地の方角と言われてもピンとこないかもしれませんね。不動産情報で出ている土地の方角は、「その土地に接している道路の方角」を指しています。

例えばこんな形の道路と土地があったとすると、土地の向きは上記のように表現されます。
ちなみにマンションやアパートといった集合住宅では、ベランダの方角でその物件の向きを判断しています。
各方角のメリット・デメリットとは?
☆南向き
①日当たりのよさ
②家の外観にこだわれる
デメリット
①リビングの前が道路となってしまうので、レースカーテン等が必須
②他の方角に比べて値段が高い
一般的に、トイレやお風呂といった水回りは北側に設置されます。ですから、南側はリビングとなり大きな窓やバルコニーを設置できます。南側に庭を設置できますので、見栄えもよくできるのです。ただし、リビングの前が道路となってしまうため、レースカーテン等部屋が見えなくなるような工夫が必要です。また、南向き(特に東南角)は人気のため他の方角に比べて値段が高く設定されていることが多いです。
☆東向き
メリット
①朝日がしっかりと差し込む
デメリット
①夕方は少し寒い
②廊下が長くなり、リビングが狭くなる可能性がある
朝日がしっかり差し込みますので、朝方の生活リズムの方は良いかもしれませんね。また、午後から日が差し込まなくなってくるので夕方は少し寒いかもしれません。また、東側に玄関を設置、北側に水回りとすると、廊下が長くなってリビングが狭くなる可能性があります。
☆西向き
メリット
①冬は日が最後まで差し込む
デメリット
①西日が暑い
②廊下が長くなり、リビングが狭くなる可能性がある
西向きで気になるのはやはり西日ですよね。しかし、収納を西側にする等窓を少なくする間取りにしたらデメリットも軽減されそうです。
☆北向き
メリット
①北側に玄関・水回りがくるので、南側をすべて居室にすることも可能
②道路の人通りを気にせず庭やリビングを配置できる
③ほかの方角に比べて値段が安い
デメリット
①日当たりが悪い
②玄関・水回りが北側だと外観が見栄え良くならない
北向きのイメージといえば、日当たりが悪い・暗いということですよね。日当たりが悪いと梅雨の時期や冬の季節は湿気や結露で建物が傷みやすくなりますから、注意が必要です。通気性がよくなる間取りを工夫しましょう。
【まとめ】
方角は土地選びのポイントの1つです。家を建てる際に重視する項目や生活スタイルは人それぞれですので、土地の方角に合った間取りを検討できると良いですね。
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2018年05月19日